ネパールスタディーツアーで感じたこと 3.

メンバー3藤田りな

 私がネパールに行って1番印象深かった事があります。それは、私たち日本人の暮らしよりはるかに原始的で携帯電話もゲーム機もトイレだって水洗ではないのに私たち日本人よりも豊かな顔をしている事です。カトマンズからちょっと離れた所にある、小学生から高校生が通う学校に行くことになった時私はきっと貧しくて可哀想な子供たちが沢山いるんだと思いました。しかし、実際に行って子供たちの顔を見るとみんな笑顔で幸せそうでした。日本の子供たちよりも弾けるような笑顔でとても驚きました。ネパールの子供たちは自然豊かな所で暮らしているために感情が豊かなのでしょう。その時、私は必ずしも便利なものが人を幸せに豊かにするのではないと思いました。そして、何かを彼らに教えるはずだったのに彼らに大切なことを教えてもらったという気持ちになりました。

 さらに、印象深かったことがあります。それは、子供たちに折り紙を教えていた時の事です。最初は私たちがハートや鶴、カエルなど日本で練習していったものを教えていたのですが子供たちは途中から自分で考えて折り紙を素敵なお花の形に折っていました。私は、その子供たちの器用さや想像力の豊かさにビックリしました。発展途上国の子供たちだから何かを教えてあげたいという考えは間違いだと思いました。彼らは少し教えてあげるだけであとは自分で考えることができます。私たちが思っている以上にとても賢かったです。また、勉強しようという意識が強いという印象をもちました。

 今回、ネパールに行ってみて私は発展途上国の子供たちに対する考え方が180度変わりました。そして、早く図書館を建てて彼らの勉強の手伝いをしたいと思いました。

国際協力学生団体Going

Global Okayama Inter-National Group 岡山で活動している国際協力学生団体Goingです。 NPO法人と協力して活動しています。

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